
6月13日 大阪商業大学の講義にて、東大阪断酒会の会員2名が体験談を語りました。
100名以上の学生が出席する講義です。
まず担当教員である豊山教授がアルコール依存症と自助グループについて簡単に説明をしました。依存症のことを知っている、会ったことがあると挙手した学生は10名にも満たず、その中での発表でした。
仕事、家庭、友人(主に飲み友だち)などをどんどん失っていく過程や、お酒を止めるまでの葛藤、止めてもまだまだ続くしんどさ、止めてみて初めてわかる「自分」のことなどを切々と語っていました。
レポート提出が必要だったせいもあり、学生さんは静かに熱心に耳を傾けていました。
アルコール依存症のことを全く知らなかった学生がこの講義によって「依存症者に会ったことがある」「お酒は怖いもの」といった認識の変化が、今後の彼らの人生を良いものにしてくれることを願っています。
